松山の隠れた名物「とんかつパフェ」。とんかつ屋さん清まるにてとんかつの締めにとんかつはいかが?
花びらのように咲くりんごととんかつ。
こちらは松山市にある「清まる」にて提供されているとんかつパフェです。
松山への旅行のため、同地の名物について調査していた時に発見。
とんかつ・かつ丼が大好きなのですごく気になりまして……
ひとりで行くのもちょっとあれだったので、松山を案内してくれた地元の方を巻き込んでおじゃましてみました。
興味そそられまくりの斬新なとんかつメニュー
いよてつ髙島屋、松山市駅より歩いて 5 分ほど。
大通り沿いにその店はあります。
店名のフォントも横にいるキャラクターもかわいいですね。
見た目は普通のカフェのような外観で気軽に入れそうです。
入店したらまずはメニューをぺらぺら。
いきなりパンチの効いたメニューだらけで気分も盛り上がります (笑)
もちろん普通のメニューもあり、最初は普通のとんかつを食べてからパフェを攻めようと思っていたのですが、「アブノーマルかつ」と推されていたら、ねぇ……
というわけで、まずは「イケる!あんチーズかつ」(A 定食 980 円) を注文。
大好きなとんかつに大好きなあんこが入っていれば間違いないでしょう。
また、あんこと乳製品は抜群に相性がいい (個人調べ) ので、おいしくないわけがない!
などとわくわくしながら待っていたら来ました。
見た目はごくふつうの定食。
ちょっととんかつの形が変わっているくらいですね。
中を見ると、ぎっしりあんこにとろけたチーズ!
食欲がそそられますね!?
あんこは温めてもおいしい (ぜんざい、あんマン、あんこナン) ので、ガツガツ食べ進みます。
途中、中身がごろっと全部出てきてしまったので、衣の部分はソースに浸けて、あんこチーズとは別に食べてみたのですが、そうするとほんとに普通のとんかつでした (笑)
試していないのですが、今写真を見てたら塩をふると一層おいしさがアップしそうです。
この日一食目ということもあり、難なく完食。
しかし言わばこれはアペタイザー。
お目当てであるとんかつパフェの出番です。
見た目とは裏腹に計算し尽くされた一品
メニューからも、とんかつパフェにかける意気込みが伝わってきます!
待つこと 20 分ほど。
鮮やかなフルーツを異質なとんかつが包み込んだパフェの到着です (笑)
ちなみに横にある透明な器はフィンガーボウル。
食べる前の心得なども渡されます。
あくまでもデザートとしてお楽しみください
ご飯が欲しくなってもそれは 錯覚 です
これは自分に言い聞かせながら食べないとだめなやつですね (笑)
食べ方をじっくり読み、イメージを固め、基本形を作ります。
りんごの上にとんかつを乗せ、その上へアイスやフルーツを乗せていきます。
見たらわかると思いますが、とんでもなく手が汚れるのでフィンガーボウルは必須ですね。
いざ実食!!!!
「…… え、普通においしい」
ひんやりしたとんかつの主張は強いのですが、りんごの食感や、クリームと抹茶アイスの甘さと合わさり、意外と食べやすくそしておいしい!!
手が止まることもなく、普通に食べ進んでいきます。
とんかつパフェに使うとんかつは、パフェに合うよう冷蔵庫でしっかり冷やされているようです (そのため提供に時間がかかる)。
ウケ狙いかと思っていましたが、実際に食べてみるとバランスのよさに驚きました。
昔から 日本では 男性の 食べ物というイメージ が強い「とんかつ(豚カツ)を、女性にも喜ばれるようにと、スポンジケーキの代わりにとんかつ(豚カツ)を用い、いちご、生クリームなどで飾った「愛は勝つケーキ」を1996年に考案、発売した。「とんかつケーキ」としても愛されていましたが、「とんかつケーキ」は 予約販売のみのため、お客様 がいつでも 食べられる 常在メニュー として パフェ が考案され、今に至ります。
お腹もいっぱいになり、しばらく同行者とお話しながらまったりしていると女将さんが声をかけてくれました。
会話の詳しい内容は覚えていないのですが、どこから来たのかと聞かれたので「北海道」と答えると、「一番遠いところから!」とかなり喜んでくれました。
女将さんが努力の末完成させたとんかつパフェ。
もっといろんな人に知ってもらいたい、全国の人から食べたいと言われたい!など熱い言葉を語っていたのが印象に残っています。
会社勤めの人や主婦と思しき人も多く訪れており、地域の方々から支持されているんでしょうね。
他にも気になるとんかつメニューもあったので、松山へ来たら東雲のぜんざいとともにもう一度食べてみたいです。