福岡→大分→松山→福岡を電車とフェリーでぐるっと一周!深夜便で宿泊代を浮かせつつの二泊五日旅行!その 3 (大分編)
1 月 20 日 (日)、旅行 2 日目。
この日は北九州にてお友達に荷物をお届けしてから大分へ向かう予定です。
小倉駅では車掌さんがお出迎えしてくれてますね。
ついでに小倉駅にて気になっていたおみやげを購入!
ネジチョコ!!
“世界遺産のある街・北九州”のお土産として製鉄所の鉄をイメージした、ボルトとナットの形のチョコレートが生まれました。
チョコレート型は3Dプリンタで作成し、ネジチョコは作られています。
カカオ50%のスイートチョコを使用して作られたボルトとナットのチョコレートは、実際に締めて遊ぶことが出来ます。
北九州と言えば八幡製鉄所ですね、僕も教科書で覚えました! (今回は行けず)
目的のモノも手に入れ、お友達と少し遊んだら大分へ向かいます。
電車に乗り込んで発車を待っていたのですが、何か忘れてるような気が……
小倉駅のコインロッカーにボストンバッグを置き忘れていました!!
大慌てで電車から出て回収です!
1 本遅れましたが、着替えが無い状態での旅行はハードですからね (笑)
そう言えば小倉駅から出発する際、座席を進行方法へ回転させたかったのですが、どこを動かせばいいのかわからずなんやかんやしてたら、近くのお兄さんが見かねて手伝ってくれました。
お兄さん、ありがとう!
車窓を眺めながら次の目的地「中津駅」を目指します。
ぼんやりしてたらすぐに着いたようです。
電車から降りると『日本一長い鱧の椅子』が!!
中津には唐揚げを食べに来たのですが、鱧も有名なようですね。
メモしておきます。
駅にて唐揚げを提供しているお店、それもテイクアウトではなく店内で食べられるお店を探しますが、どうやら日曜日は営業しているお店が少ないよう。
とりあえず駅から歩いて 10 分ほどのところに、唐揚げと鱧料理を味わえるお店が 1 軒ありましたので、そこを目指します。
17 時前に着いたので、ぼうっとしながら開店を待ちます。
お店の人が出てきてのれんをかけ、入り口に明かりも灯ったところで入店!
開店直後のためか、お店の方のご家族さんらしき人が店内でにぎやかにしていました (笑)
カウンターに陣取り、唐揚げと鱧料理を注文。
すると愛想のよいお兄さんから、「うちの唐揚げ、割とでかいんで一気に頼むよりは様子を見ながらの方がいいですよ」とのこと。
お店の方のアドバイスは聞いた方がいいので、まずは唐揚げのみで注文してみました。
ちょっとイメージと違いましたね…
こう来たか……
ナイフとフォークで食べる斬新なスタイルの唐揚げ。
色々と格闘した末、ねじり切って手で持って食べる方法に落ち着きましたが、かなりアツアツで提供されるので少し注意…
濃い目の味付けに柔らかいお肉でモリモリ食べられました!
白いご飯に合いそうでしたね。
まだまだ胃袋はいけると主張していたので、鱧料理を試してみます。
骨の食感も少しありましたね。
その後、3 日くらい喉に違和感が (笑)
しかしお刺身を醤油で食べていると、やはり白いご飯が欲しくなります。
ご飯ものを探していたら、「当店自慢の鬼めし」なるものを発見してしまったのですかさす注文!
かやくご飯?五目ご飯?みたいな感じで、サクサクっとご飯欲を満たしていきます。
お店の鱧に別れを告げて。
(そういえばここのお支払いはクレカ使えないと言われたんですが、食べログ見ると JCB や AMEX が使えると書いてありますね…?)
気を取り直して、中津駅へ戻ります。
すっかり日も暮れてますね。
そしてソテツを見ると、暖かいところに来たな~と感じます (まだ 1 月で肌寒かったのですが)。
さて、それでは今日の最終目的地である「別府」へ。
途中電車には人がほとんとおらず、また車内は暖房もほどよく効いて非常に眠くなったのですが、旅先のローカル線で寝てしまうとどうなるのかわからないので気合いで起きていました!
温泉マークののれんにテンションアップ!!
別府と言えばやはり温泉ですね!
前もってチェックしていた「竹瓦温泉」を目指し、別府駅から怪しい路地をとおりつつ歩くことおよそ 15 分。
明治12年(1879)創設で、当初建築されたものは竹屋根葺きの浴場でその後改築されたものが瓦葺きであったため、竹瓦温泉の名称がついたと伝えられています。
現在の建物は昭和13年(1938)に建設されたもので正面は唐破風造(からはふづくり)の豪華な屋根をもつ温泉となっており、その外観は別府温泉のシンボル的な存在となっています。天井の高いロビーは昭和初期のイメージを残しており、湯上りにくつろげるスペースとなっています。 名物の砂湯は浴衣を着て砂の上に横たわると砂かけさんが温泉で暖められた砂をかけてくれます。
入口からしてよさげな雰囲気が漂ってますね~
中に入ると番台のおばちゃんから、「はい 100 円」との声。
そう、ここは市営の温泉なので入浴料はたったの 100 円なんです!
その代わり、タオルなどは別料金です。
しかし、今日の目的は砂湯!
その旨をおばちゃんに伝えると、「次の時間は 30 分後だからもうちょっと待ってね、お兄さんひとりだよ」と教えてくれました。
砂湯の料金 (1,030 円) とタオル代 (350 円) を支払い、砂湯の番号札をもらったら呼ばれるまでゆっくり過ごします。
お風呂や砂湯の説明などを読んでいると、番台のおばちゃんから威勢のいい声で砂湯の準備ができたとの掛け声が。
砂湯へ続く扉を開き、簡単なロッカーへ荷物を突っ込み、浴衣に着替え、いざ砂湯へ!
砂湯担当のおばちゃんの指示に従い、温泉で温かく熱せられた砂の上へ寝転がり、どんどんと体へ砂をかけてもらいます。
それはもう、割と想像以上にかけてもらいます!
男の利用客は僕だけでしたが、女性側は中国からの方が三人で利用していました。
どうやら写真を撮らせてほしい、と頼み込んでいるようですが、おばちゃんからは "No!!" という厳しい返事。
ですが、お客さんの代わりにおばちゃんが写真を撮ってくれるようで、すごい皆楽しそうに撮られてました。
僕もスマホで撮ってもらいたかったなぁ……
しかし、砂湯はすごいですね。
ものの数十秒で全身から汗がふき出し始めています。
1 月の寒い夜でしたので、それがとても気持ちいい。
サウナより息苦しくもなく快適です。
10 分ほどで、「そろそろ出ましょうね~」と声をかけていただき、アドバイスをもらいつつ砂から脱出します!
※砂湯をずっと楽しみたいのですが、あまり長時間いると低温やけどの危険があるようです。
砂湯からあがり、浴衣のままシャワーを浴びて体中の砂を落とします。
シャワーの近くにはあがり湯もあるので、そこへ飛び込み最後の仕上げ!
気分爽快!眠気も (一瞬ですが) 吹っ飛びました!!
その後は館内で休憩しつつ、気になったサイダーを購入。
ざぼんは知りませんでしたが、ちょっと酸っぱくておいしい!
ちょうどスマホの充電が切れかかっていたので、図々しく番台のおばちゃ… お姉さまに頼んでみると、そこらへんのコンセントを使っていいよと許可をいただいたので充電していきます。
充電もある程度済ませ、このまま寝てしまいそうだったのでフェリー乗り場へ出発!
ほんとは温泉街に泊まってみたかったのですが、予算と日にちの都合が……
後ろ髪をひかれながら別府の街を歩きます。
湯冷めするとは思ったものの、やはり初めてきた土地は少し歩いてみたいですね。
別府タワーは残念ながら営業時間外。
この梨ソフトも気になりましたが閉店中。
今度は明るいうちに別府を散策しようかしら。
なんか月の光に照らされた雲がきれいだったのでパシャリ。
途中マックスバリュでお菓子を買いつつ、歩くこと 30 分。
ついにフェリー乗り場にたどり着きました!
さすがに日付も変わり、利用者もほとんどいません。
ターミナル内のお店ももちろん閉まっています。
とりあえず乗船手続きを済ませて、ベンチに腰掛けつつ、眠らないように耐えていました。
さて、次はやっとフェリーの出番ですね!
タイトルに書いてるのに全然フェリーの様子を書くところまで進まず (笑)
それだけ今回の旅行を楽しめていたんですね。